こんにちは、さこ(@Sakonoryokouki)です。
このブログでは宿泊記やお出かけスポット、家族旅行記やツーリング記などを紹介しています。
今回は、奥静岡にツーリングに行ってきました。
寸又峡・奥大井湖上駅など秘境的なスポットやいくつかのダムを巡り、井川大橋でつり橋をバイクで渡るという非日常を味わい、最後に川根温泉で旅の疲れを癒す。そんなコースです。
この記事では、奥静岡の定番ツーリングスポットを紹介しています。
ツーリングコース
🅰 名古屋駅 - 🅱 寸又峡 - 🅲 長島ダム - 🅳 奥大井湖上駅 - 🅴 井川ダム - 🅵 井川大橋 - 🅶 道の駅川根温泉
総走行距離:約430km
所要時間:約12時間
乗車時間:約8時間半
新東名高速道路(上り)
自宅を出発し、高速道路に乗ります。
10月中旬、バイク乗りにとって快適な季節ですが、
朝方は冷え込むため、1枚大目に着てこればよかったと後悔とともに出発です。
浜松SA(上り)
休憩がてら朝ごはんを食べに浜松SAに立ち寄ります。
平日の朝7時頃にしては人がいるなという印象を受けました。
比較的大きなサービスエリアなので人気なのでしょう。
トイレの手洗いはすでに温水が出てきました。
もう、そんな季節になってきたのだなあと感じます。
朝ごはんは、海老マヨネーズおにぎりと温かいカフェオレ。
変な組み合わせです。
ツーリングの際は、眠たくならないように、あまりお腹いっぱいに食べないようにしています。
寸又峡
島田金谷ICを下り、県道を大井川に沿って北上していきます。
今回のように行きと帰りで同じルートを使う場合は、
高速道路を下りてから、ガソリンスタンドに目星をつけておきます。
私の愛車である「Vitpilen401」はタンク容量が9.5Lしかないので、長距離ツーリングは常にガソリン問題と隣り合わせです。
寸又峡には「夢のつり橋」という全長90mほどのつり橋があります。
エメラルドグリーンに染まった湖面を見ながら徒歩で渡ることができるパワースポットです。
入口ではニホンカモシカの彫像が出迎えてくれます。
カモシカの彫像を超えて、しばらく歩いているとこんな看板が吊り下げられていました。
事前に何も調べていなかったので、うかつでした。
そのせいもあって、人がほとんど見えなかったようです。
ですが、ここまで来たので、行けるところまで行ってみます。
緑に囲まれたきれいな道です。
人もいないため、聞こえてくるのは、川のせせらぎと鳥のさえずり、自分の足音くらいでした。
行けるところまで来ました。
ここまで15分ほどかかりました。
通行止めでなければ、この坂道を下り、画面中央に小さく見えるつり橋にたどり着けるようです。
早朝までの雨により、湖面は濁ってあまりきれいには見えませんね。
すっぱいぶどうで自分を正当化しておきます。
飛竜橋方面には行けるようですが、ここで引き返すこととします。
カモシカ彫像まで戻ってきました。
駐車場代の小銭を作るために、自動販売機でコーヒーを買い、一服します。
私が停めたところは200円でした。
長島ダム
道中は、路面が濡れていたり、落石があったりと悪路もありましたが、
きれいに2車線が整備されている箇所もあり、それほど大変な道ではありません。
ダムに造詣が深いわけではありませんが、よくダムに行きます。
巨大な建造物というのは見ていてワクワクします。
高速道路の大きなジャンクションなんかも好きだったりします。
到着すると後ろに電車が走っていたのでぱしゃり。
奥大井湖上駅
また県道388号線に戻ります。
少し走ると看板が出てきます。
ナビの案内では直進するようになっていましたが、看板に従うこととします。
下りていくと駐車場がありました。
湖上駅まで徒歩15分かかるそうですが、御覧のとおりの急こう配ですので、覚悟が必要です。
登り切ったと思ったら、登った分だけ下りる必要があるそうです。
ここでプロテクターを脱ぎました。
奥大井湖上駅のホームは、どこか懐かしい、ノスタルジーな装いです。
駅のすぐ後ろには湖上駅cafe「晴耕雨読」。
残念ながら平日はお休みのようです。
そういえば、寸又峡にも「晴耕雨読」というカフェを見ました。
奥静岡のおしゃれカフェといえば、晴耕雨読なのでしょうか。
上からと
横から
絶景です。秘境感たっぷり。
天気が良く、湖がもう少しきれいな時にまた来たいなと思いました。
井川ダム
湖上駅を後にして、駐車場に戻るころにはじんわりと汗をかいていました。
少し休んでから、出発します。
県道に戻り、20分ほど走ると井川ダムです。
井川ダムには、ダムの役割や電気の仕組みなどが学べる「井川展示館」が併設されていました。
入場は無料で、ダムカードというものがいただけるそうです。
中には、井川ダムで映画のロケがなされた際の記念パネルがありました。
こういうものも旅の出会いの一つだと思っています。
また、レンタルショップで探してみます。
井川大橋
井川ダムから約10分で井川大橋に着きました。
井川湖に架かるバイクで通行可能なつり橋です。
今回のツーリングはこの大橋の存在を知ったことから始まりました。
全長は258m。普通自動車でも通行可能です。
つり橋をバイクで渡るなんて初めての経験で、スリルを味わいながら渡り切りました。
1台ずつしか通行できないため、休日等、人がいる場合はこうやって写真を撮ることも気を使う必要がありますが
当日は、ずーっと私一人だったため、ぱしゃぱしゃ撮ることができました。
平日ソロツーリングのいいところです。
また、来た道を帰るためにもう一度橋を渡って、川根温泉を目指します。
道の駅「川根温泉」
県道を南下し、来た道を戻ります。
1度通った道なので、あそこのカーブが危なかったなとか
あの辺りは景色がきれいだったなとか
そんなことを考えながら走ります。
行きと異なるルートで帰るのも楽しいですが、同じルートで帰るのも午前と午後で
違った装いになっていることもあり、楽しいです。
また、そろそろお腹の空き具合も限界に達してきていたので
お風呂上りに海鮮丼でも食べようと、昼食のメニューを考えながらハンドルを握ります。
駐車場は車でいっぱいでした。
それほど人気の温泉なのかと中に入ってみると、
ちょうど入浴無料の日だったようです。
ロビーには大きな提灯が吊るされています。
内風呂が一つに露天風呂、炭風呂やひのき風呂がありました。
全浴槽かけ流しでいい湯でした。
時間が合えば露天風呂からはSLの走る姿が見えるとのことでしたが、残念ながら私は見られませんでした。
30分ほど湯船につかり、疲れを取ったところで遅めの昼食にしようかと考えていましたが
まさか、平日のため食堂は14時でラストオーダーとのこと。
結局、近くのコンビニでおにぎりとモンスターを購入し、お昼ご飯としました。
また、変な組み合わせですね。
夢のつり橋もそうですが、ろくに下調べせずに走ることが多いので、
こんなことばかりです。
しかし、それもそれで楽しみながら走ります。
新東名高速道路(下り)
私は高速道路はあまり得意ではありません。
バイクにはカウルもありませし、姿勢が変わらないため疲れますし、ビュンビュン飛ばす車たちは怖いですし、何より景色が変わらず退屈します。
そこで大事なのがサービスエリアやパーキングエリアでの休憩です。
高速道路はむしろこちらが本番のようなものです。
長篠設楽原SA(下り)
帰りに立ち寄ったのは、長篠設楽原サービスエリア。
歴史に詳しくはありませんが、「長篠の戦い」で織田信長が本陣を構えた跡があります。
本陣跡を目指して歩いていると、馬防柵が見えてきます。
騎馬隊の進撃を防ぐものだそうです。ここに鉄砲隊が並ぶわけですから、馬と刀ではどうしようもなかったことでしょう。
階段を上ると、本陣跡があります。
登りきると鳥居に祠のようなものもありました。
お参りしたのち、残り少しの高速道路を走って家路につきました。
まとめ
湖上駅の秘境感、寸又峡(渡れませんでしたが)や井川大橋のつり橋巡り。
さまざまなダムやルート上にあった良質な川根温泉。
天候には恵まれませんでしたし、下調べしなかったおかげで、つり橋は渡れませんでしたが、魅力的なスポットでした。
次回以降はもう少し下調べをしてからツーリングに出かけてもいいかなと少し思いました。
今度はぜひ、天気が良く、夢のつり橋が渡れるようになったころにでも、行きたいな思います。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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