こんにちは、さこ(@Sakonoryokouki)です。
このブログでは宿泊記やお出かけスポット、家族旅行記やツーリング記などを紹介しています。
今回は、長野県白馬に家族4人で行ってまいりました。
季節は初秋。
まだまだ、残暑の厳しい時期で、どこか涼しそうなところに行こう!という理由で白馬に行くことにしました。
白馬といえば、ウィンタースポーツのメッカですので、なんとなく涼しいだろうとそんな安直な理由です。
観光予定先は1日目に松本市美術館、善光寺を訪れ、コートヤード・バイ・マリオット白馬に宿泊し、2日目は、池の平ファミリーランドを目指す、1泊2日の旅程。
次男が生まれてから初めての旅行であり、長男はいやいや期真っ只中。
どうなるか不安な中での旅行でした。
1日目
まず向かったのは「松本市美術館」。
中央道を使って約3時間半の道のりです。
朝早くに出発したため、長男はまだ寝ていましたが、チャイルドシートに乗せるとすぐに起床。
起きてほしい時には起きないのに、起きてほしくない時は起きるんですよね。
これって子どもあるあるですかね。
出発してすぐはテンションが上がっていた長男も30分ほど経過すると、まだ眠たいことに気づいた様子で、そこから30分ほどぐずって大変な状態。朝一番から幸先が悪いです。
なんとかお話をしながら、気を紛らわせ、チャイルドシートで寝られるように尽力し、再び眠りにつきます。
長男がこうなることは目に見えていたので、寝やすくなるかなと「足置きクッション」を買っていましたが、効果はありませんでした。
一方次男は、出発前にミルクを飲んですやすや寝ていました。
駒ヶ岳SA(上り)
休憩のため、駒ヶ岳サービスエリア(上り)に立ち寄ります。
長男はこのまま寝ていてくれれば楽なのですが、やっぱりそうもいきません。
車が停まると、すっと起きて、「行く行く~」ときゃっきゃして楽しそうです。
長男はわんちゃんが大好きなので、サービスエリアに来ると必ずドッグランを探します。
駒ヶ岳サービスエリアにも小さなドッグランがありました。
女性の飼い主さんが2匹の犬を連れて、遊んでいたのでそれを外から「かわいいねぇ」と言いながら見つめていました。
満足するまでわんちゃんを眺めたところで、建物裏の眺望エリアに向かいます。
天気は曇りで見晴らしはあまりよくなく残念でした。
晴れていれば南アルプスが一望できるそうです。
あがたの森公園
松本市美術館を左手に見ながら、駐車場はどこかなと探していたら通り過ぎてしまいました。
Uターンしようかと考えていると、正面に大きな公園が出てきたため、お散歩することに。
スギやケヤキに囲まれたきれいな公園で、中には池もあり、カモや鯉が泳いでいます。
近づくと、餌をもらえると思ったのかすぐによってきます。
小さな子供がパパと一緒にパンをもってやってきていました。
それを見た長男は、車に食べきれずに残していた朝マックがあることを思い出し、「パンとりいくー」と言って車に帰ります。
勿体ないけどしょうがないかと思いながら、長男がソーセージエッグマフィンをカモとコイにあげるのを眺めていました。
餌をあげ終えると、「もうないよー」と手を広げて解散の合図を出していました。笑
餌をあげる人たちがそういうポーズを良くするのでしょうか。
長男が手を広げるとすすーっと離れていくんですから賢いですね。
少し歩いていると、犬のお散歩中のおご婦人に出会い、長男が「触っていいかなぁ」と小さな声で私に話します。
「聞いてみようか」と返すと、ちょこちょことご婦人に近づいていき、「触っていいー?」と聞けました。
「いいよー」と言われ、嬉しそうにワンちゃんをよしよししていました。
30分ほどお散歩をし、松本市美術館へ。
松本市美術館
長野に行くことを決めてから、どこか観光先はないかと探していると、松本市美術館を見つけました。
ちょうど、草間彌生さんの企画展が行われているということで立ち寄り先に決めました。
一般的な美術館であれば、うちの子どもたちは興味を示さないことが多いですが、水玉模様や網模様、カボチャなど、小さな子どもでも興味をそそられる作品が多く、退屈しない時間でした。
松本市美術館に入るとすぐに現れた作品がこちら。
「幻の華」という作品で、高さ10メートルはあろうかという大きなオブジェ。
水玉模様のチューリップが印象的です。
草間彌生さんといえばのドットのかぼちゃ。
唯一ここだけが、撮影可能エリアとなっています。
ほかにもたくさん魅力的な作品はありましたが、中でも、「天国への梯子」と「魂の灯」は、大変美しい作品でした。
「天国への梯子」
合わせ鏡によって永遠に梯子が伸びているかのように見える作品です。
作品名は天国の梯子ですが、下の鏡にも梯子が永遠に続く様子が見えるため、地獄への梯子のようでもありました。
ただ、きれいに光っているため、やはり天国の方がしっくりきます。
「魂の灯」
こちらは、部屋の中に入ってみる作品。
数メートル四方の部屋に入ると、床には水、壁面には鏡があり、天井からつるされた大量の照明が、鏡と水面に反射しながら、時間とともに色を変化させており、圧巻でした。
どちらもほんとにきれいな作品ですので、ぜひ検索して見てみてください。
SHOKUDO & CAFE yum-yum
草間彌生さんの世界を堪能した後は、敷地内にあるカフェで軽食をいただきます。
おしゃれないで立ちです。
ちょうど小腹も空いてきていたため、吸い込まれるようにカフェへ。
テラス席は周囲の建物の構造のおかげか、風がよく吹いて涼しかったです。
ポテトフライを手に取る長男。
食欲が満たされた長男は遊び欲を解消しようとします。
非常にせわしない子です。
お腹も満たされたところで、次は善光寺へ向かいます。
善光寺
「遠くとも一度は詣れ善光寺」という言葉があるほど全国的に知られたお寺です。
「戸隠神社」や「飯縄神社」も善光寺と関係が深いということで、お参りしたかったですが、子どもたちのことも考え、今回は善光寺のみです。
お寺や神社について、特別詳しいわけではありませんが、建物の造形や彫像等が好きな私たち夫婦は、よく旅先でお寺や神社にお参りに行き、そのついでに御朱印をいただきます。
こちらでは、4つの御朱印をいただきました。
いずれも素敵です。
御朱印に良いも悪いも本来はないのでしょうが、きれいでいいなあと思ってしまいます。
じっくりゆっくりお参りしたいところでしたが、まだまだ暑い日で、マスクを着用しながら、抱っこひもで次男を抱っこしていた私は、そうそうにギブアップすることになり、あまり細かく回ることはできませんでした。
お寺や神社では、砂利道が多く、ベビーカーは動きづらい印象がありますが、善光寺では、スロープもあり、ベビーカーを押していて不便に感じることはありませんでした。
駐車場に戻り、しばし休憩したのち、ホテルへ向かいます。
コートヤード・バイ・マリオット白馬
ホテルの詳細については、以下にまとめてあります。
夕食は近隣の施設で済ませ、温泉に入り、ゆっくりとくつろぎ翌日へ。
2日目
朝をのんびりと過ごしていると、チェックアウトは10時頃になっていました。
クーラーをつけなくても快適な温度で、ここが白馬であることを改めて感じます。
池の平ファミリーランドに向けて出発しますが、ホテルから目的地までは2時間ほど。
この間に、長男のいやいやが爆発しました。
自分では自分をうまく制御できない3歳児にいらいらとしはじめてしまう、私と妻。
この状態の3歳児に正面切って勝負しても仕方がないので、私たちはそうそうに白旗を揚げます。
たまたま近くにあった公園や、通りすがりのコンビニで逐一休憩しながらのんびり進むみます。
そうしないと私たちがいらだってしまうので自分たちのためなのですが、長男的にもありがたいことのようで、じっくりゆっくり休憩しているとなんとか機嫌を取り戻しました。
小さな子どもがいると予定どおりの旅行というのは難しいものです。
そんなこんなで、移動に大きく時間を使ってしまい、「池の平ファミリーランド」に行っても十分に遊ぶ時間を確保できなさそうだったため、予定変更です。
FARMER’S TABLE とうふと野菜とおそばと
作戦会議のため、道中に見つけた変わったお名前のお食事処で食事をすることに。
きれいな建物に、煙突があるのがなんだかわくわくします。
店内は広く、天井も高い、開放的な雰囲気に包まれています。
写真にはありませんが、大きな薪ストーブがあり、冬には薪がぱちぱちと音を立てながら部屋中をあたたかな空気で包んでくれるのだろうなと想像しながら食事を待ちます。
バケットと冷製スープ、食後にはデザートもありました。
お蕎麦は、もっちりとコシがあり、食べ応えがあります。
お願いすればそば湯もいただけました。
一方、食にあまり興味のない息子は、私たちの食事をつまんでお昼ご飯としていました。
足湯
食事後は、建物脇にある足湯でまたゆっくり。
少しぬるめですが、そのせいで長時間座らされます。
目の前には川が流れており、川のせせらぎを聴きながら、ゆったりと時が過ぎていきました。
ビーナスライン-どこかの展望台
作戦会議の結果、どこかの展望台で景色を眺めてから帰りましょうとなりました。
この旅行の当初は、「白馬岩岳マウンテンハーバー」に向かうつもりでしたが、乳幼児である次男にとって、ゴンドラを使って短い時間で標高の高いところに行くのはどうなのか、という懸念があり断念していました。
その代わりということもあって、どこか見晴らしのいいところに行きたいとなり、向かった展望台がこちらです。
名前も覚えていませんが、ビーナスラインを上っていたそうで、標高は2000m近くまできていてびっくり。
車で徐々に登っているため、大丈夫だろうとは思いながらも、妻はせっせと後部座席で次男にミルクをあげてくれていました。
見晴らしは十分にきれいでした。
帰宅
帰り道も長時間のドライブにむずむず・イライラする長男とのんびり付き合いながら帰ります。
1日目は予定どおり観光でき、きれいなホテルにも宿泊できました。
2日目は予定どおりとはいきませんでしたが、予定外も楽しみながらのんびり帰宅。
今回の反省は、長男のぐずり度が想像を超えるものであったことでした。
次回、長時間のドライブをする際は、子どもが快適に過ごせるような対策をしながら旅行に臨みます。
また、その対策もむなしく散ってしまうことも考え、時間にゆとりを持った旅程を組み必要もありそうです。
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